無機原子の構造と周期律 原子の構造と周期律の範囲について研究室からパクった問題集にあった問題をまとめます. 例題1 原子の電子配置 a)~f)の原子の電子配置を示せ. a)C,b)Ne,c)Ca,e)Sc,f)Zn 解答 例題2 フントの規則 Crの電子配置は(3... 2021.06.25無機
有機CNへの置換 例題 1 最後の反応の機構は3と同様に進みます。(a-12-4) 2 3と同様(a-13-5) 2 Hell-Vorhard-Zelinsky 反応によってメチル基にBr基を導入。ハロゲンは脱離しやすいので、CNに置換し増炭を行う。(a-1... 2021.06.23有機
有機エステル化 エステル化 例題 1 カルボニル基をClに置換することで脱離を起こしやすくしています。硫酸による脱水は平衡を傾ける反応なので、脱水反応よりも収率は高くなります。(a-15-1) 2021.06.23有機
有機ハロホルム化 ハロホルム化 水素をハロゲンに置換して脱炭素を行う反応。 例題 1 水素をハロゲンで置換することで反応を進めます。ハロゲンであればヨウ素ではなく塩素等でも可能です。(a-14-4) 2021.06.23有機
有機グリニャール反応 グリニャール反応 増炭反応で大事です。 例題 1 代表的なグリニャール反応です。カルボニル基に炭素が付加されます。(a-12-2) 2 炭素を一つ増やすことができます。グリニャール反応はケトン基と反応を行いますが、二酸化炭素でも反応を進める... 2021.06.22有機
有機フリーデルクラフツアシル化 フリーデルクラフツアシル化 アシル基RCO-がベンゼン環に結合し、ケトンが生成する反応をアシル化といいます。この反応には、塩化アルミニウムなどのLewis酸による触媒が必要です。 例題 1 フリーデルクラフツアシル化は、このような反応機構で... 2021.06.16有機
有機アルデヒドの生成 アルデヒドの生成 アルデヒドは酸化をさらに受けやすいので、第1級アルコールをアルデヒドに変換するのは難しい反応です。この反応を行うための試薬の一つにPCC(クロロクロム酸ピリジウム)があります。 例題 1 第一級アルコールにしか使用できませ... 2021.06.15有機
有機芳香族性(後で追記予定) 芳香族とは π電子が4n+2個存在する環状アルカン。電子が4n+2個の時、安定な構造をとります。逆に4n個の場合は、反芳香族でかなり不安定な構造になります。それ以外は、非芳香族で特に安定でも不安定でもないです。なぜこのようになるかは「非局在... 2021.06.11有機
有機アルキンの付加反応 アルケンへの還元 アルキンを二重結合の段階まで還元すると、cisあるいはtrans体が生成します。この選択制は、還元試薬によって決まります。たとえば、Lindlar触媒と呼ばれる、特殊なパラジウム触媒を使用するとcis体が生成します。 アル... 2021.06.10有機
有機安定性 超共役 超共役による安定化のためにカルボカチオンの安定性は以下のようになります。 メチル基が多くついているほど安定になります。では、なぜメチル基がたくさんついていると安定なのでしょうか。 炭素がカチオンになると以下のような構造になります。 ... 2021.06.06有機